シンガポール出張

8/28-8/30でシンガポール出張。シンガポールは新婚時代の妻とのJALパック旅行から始まり、あとは短い出張ばかりですが、6回目くらい。35年をかけてなので、訪うたびに違う姿を見せてくれる街です。

 

新婚時代のツアー旅行では植物園やセントーサ島マーライオン公園など名所をバスで周りました。植物園はわかりませんが、セントーサ島は全く昔とは変わったようですし、マーライオン周辺も前回行った時に立ち寄りましたが、全く変わっていました。マーライオン自体は同じだとは思いますが。。

 

街の中は高層ビルが立ち並び、観光地ではなく、国際的なビジネスの街、勢いのある若者が足早に行き交う雰囲気です。関東のこの夏に比べると暑さも湿気も穏やかでした。

 

今回も色々な出会いを頂いた出張でしたが、夏の課題図書と思っていた伊集院静さんの本をしっかり読めたことも私には収穫でした。行きの飛行機が故障のため映画が見れない状態だったことが、逆に良かったです。

 

「大人の流儀」

「悲しみに寄り添う」

 

巻末にあった氏からのメッセージ、ある映画の中での老婆のセリフが心に沁みました。

『あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ」

 

「親しい方を亡くされて戸惑っている方は多いでしょう。私の経験では時間が解決してくれます。だから生き続ける。そうすれば亡くなった人の笑顔を見る時が必ずきます。」

 

残暑の間はしばらく氏の作品を読み続けて、大人の男を学んでみようと思います。

 

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