お別れの日

2021年11月8日10時から妻の葬儀が執り行われました。場所は北浦和カトリック教会。20年くらい前に妻に導かれるように子供達と私が洗礼を受けた教会です。

11月2日に亡骸となって我が家に帰ってきた妻です。何が起きたのか十分には理解できていない状態で毎日のように亡骸を見ては、娘達と妻(娘達にとってはママ)が本当に亡くなった事実を確認していたように思います。葬儀は長女が葬儀会社や教会の皆さんと必死に調整を行ってくれました。そして次女が妻にぴったりだと選んだ歌「You are my sushine」(Jasmine Thompson)を流しながら最愛の妻との別れの儀式は進みました。

弔問に来ていただいた皆さんへのメッセージ原文です。 

 本日はご多忙の中、私たちの大好きで、大切な母(妻)であるマリア ベルナデッタ ヨハンナ パウラ ○○はるみの葬儀ミサ・お別れの場に足を運んで頂き、誠にありがとうございます。

本当に突然の帰天でしたので、日頃から母を支えてくださり、暖かくお付き合い頂いた皆様にご挨拶ができないまま旅立つことになった本人に代わり心からの感謝をお伝えしたいと思っております。

11月1日の母はいつもと変わらない1日をスタートさせ、仕事を終えて家に帰り、娘たちと恋バナを楽しみ、冗談を言いあい、愛犬と遊び、初孫とお風呂に入りました。その後夕飯の準備中に脳内出血を起こし、異変に気付いた父が呼んだ救急車で病院に向かったものの、処置することもできず、翌日の午前11時20分に54年の生涯を終えることとなりました。

残された家族3人で愛しい母を想う時間の中で、母を愛してくださった多くのご友人の温かいお気持ちや、我々家族の心の中に生きる母の真心を感じています。

母の少女の様な清純さと太陽の様な朗らかさを心の内に感じながら、母が大切にしていた日常の続きを、家族みんな仲良く生きていこうと思います。生きて、生きて、生き続ければきっとまた会えると信じます。

You’re my sunshine! Love you forever!

家族一同 2021年11月8日

 

火葬場からお骨になった妻を抱いて教会に戻った際に、少し朱の混じったような明るい日差しに教会が包まれていました。自宅に帰ってからは寂しいけど忙しい毎日が始まるのですが、次回は妻との出会いを思い出して記載したいと思います。

火葬場から戻ったときの教会